維持会ニュース団員紹介コーナー(1997.12月号)より


桜井哲雄

1.氏名、2.パート、3.生年月日、4.入団して何年?、5.出身、6.職業・普段の顔、7.使用楽器、8.好きな曲・好きな演奏家、9.印象に残る新響の演奏・演奏会、10.新響に一言、11.維持会員の皆様に一言

1.桜井哲雄(さくらい・てつお)

2.オーボエ/コール・アングレ

3.昭和16年11月16日(日〉生まれ。

4.昭和41年12月から31年間しがみついてます。

5.北海道網走郡津別町字豊永で生まれ、8歳まで熊や蛇と山の中で。品川の源氏前小学校・祖師谷小学校・千歳中学校・早大高等学院・早大(念のため5年)。

6.いわゆる町の電気やさん。不景気。だから普段も青くなったり赤くなったりしてます。テニスもやってます。高コレステロールもやってます。肝炎は卒業しました。

7.オーボエ ピュヒナー#1550(ドイツ製)

 コールアングレ ロレーDW01(フランス製)

8.必ず泣く曲 シューベルト「アヴェマリア」、椿姫

 好きな曲 マーラー8・9番、ミセスロビンソン、りんご追分

 泣かされた演奏家 クライバー、ジェシーノーマン、みどり

 中毒した演奏家 スメタナSQ、ウィーンコツェルトハウスSQ、ロストロボーヴィッチ、パールマン、カラヤン、アカデミー、サイモンとガーファンクル、オレゴン、アラベスク、アクセンフェルト

9.マーラー交響曲第8番「1000人の交響曲」大勢集まって凄かった。ミスは有ったが名演であった。

10.今新交響楽団はバランスの取れた良い時期に有る。沢山の意見が自由に飛び交っていて、誰かに片寄り過ぎる事も無く、いろんな人がいっばい居て、楽しくて厳しくて、誠に良い。

11.かの大指揮者フルトヴェングラーは「感動は舞台と客席の中間に有る」と書いた。死の間際まで舞台を務めた舞台俳優宇野重吉は団員総会で「けしからんことに、ここには券を1枚も売らない団員が居る」と、真っ赤になって怒ったとか。要するに舞台芸術はお客様が居てくれないことには成り立たないとゆう事なのです。作曲家が曲をかくところから始まって、そして演奏会で客席の心に何かが起こって、やっと完結する。新響はその間を取り持つ。作曲家の意見は指揮者を通してミミタコです。後は客席の意見です。聴衆にも成る一人として僕は是非とも申し上げたい。国や地域の文化を創るのは客席だ。つまらなそうだから行かない、ではなく、出掛けて行って「つまらなかった」と言う。これです。人生だってこう有るべきです。第一良いにしろ悪いにしろ100%と言うのは滅多に有りません。どうぞ大勢でお出掛け下さい。そして、暖かい御支援と、厳しい御意見をお願い致します。


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